どうもMOVEMENT PRODUCTIONの林武蔵です。
このページではMOVEMENT PRODUCTION(以下、ムーブメント)のコラムを活動報告として公開しています。
第6回となる今回は、11月と12月の月例会について書いていきます。
11月の定例会は新しいトップライナーさんが3人参加されたのでその顔合わせがありました。
そのうちの女性の作曲家さんはアーティストとしての活動もある方で、実はムサシも専門学生時代にその方のアルバムをずっと聴いていたのでこんな形で合流できるとは思わず、とても驚きました。
機会があればコライトさせていただきたいものです。
コライト(CO-Write)は楽曲を1人ではなく複数人で仕上げる作曲アプローチのこと。
様々なコライトの仕方がありますが、昨今の主流ではオケを作るトラックメイカーと、そこにメロディを乗せるトップライナーの2人で制作することが一番多いです。
コライトの利点はいくつかあって、分業することで各々の分野に専念できることや、デモの制作効率をあげること、そしてお互いの頭の中になかったものが飛び出してくるという化学反応が期待できること、などが挙げられます。
ムサシもトラックメイカーとして作家活動を始め、前迫など多くの優れたトップライナーとコライトすることでメロディに対しての感性も磨かれていった記憶があるので、1人で作曲してきた方には是非1度おすすめしたいアプローチです。
12月の定例会はコンペの考え方について。
変わり種な曲調のコンペがちょくちょく増えていて、意外と提出する人が少なかったりしてチャンスだったりするのでそういうものを嗅ぎ分けられるようになると良い。という話がDr.Lilcomからありました。
前迫からも、少し前はコンペを選ばないでトライするほうがチャンスという傾向が強かったですが、時代が少しずつ変わってきて今は専門的な向き不向きで自分の得意なものを強化して行くという選択や効率主義の中で、そこに立ち向かうという意味ではやはりまずはガムシャラに書いて自分の得意を見つけるという意味でチャンスかもしれない。という話がありました。
「餅は餅屋」とか、「蛇の道は蛇」とか、古くは徒然草にも「何事も先達はあらまほしきことなり」とか、そうした表現は昔からありますが、器用なクリエイターよりも不器用でもこの分野では誰よりも素晴らしい働きをする。という人のほうが昔から重宝されますよね。
ムサシも、Funkミュージックが昔から大好きなのですが、もういっそのこと「Funkミュージックを愛し、Funkミュージックを日本に広めるためにマザーシップに乗ってこの世界に降り立った男」くらい振り切って活動してみる期間(それは果たして受け入れられるのか??)も必要かなと思わせられる良い回でした。
こちらのコラムでは、ムーブメント所属のこの作家の話を聞いてみたい。こんな音楽の話が聞きたい。など、リクエストがあれば極力応えていきますので、ぜひサイトのコンタクトにお問い合わせください。
また、MOVEMENT PRODUCTIONではクリエイター(作詞家・作曲家・編曲家)の募集を随時行っております。デモ音源はコンタクトのフォームからご送付ください。
もう一点、前迫潤哉とDr.Lilcomが運営するプロ音楽作家向けオンラインサロン 「音楽作家 成功への近道 – Be The ヒットメーカー」も現在絶賛活動中ですので、我こそはという方は是非!
……なお、おすすめのファンクミュージック、おすすめの本、おすすめの映画、おすすめのワウペダルを知りたい方は、林武蔵の個人のTwitterのほうにご連絡ください。
いつでも相談に乗ります。
今日はこの辺で。